岸正浩がスタジオで解説。トルコでは以前から金融緩和策によりインフレ気味だったが、エルドアン大統領が利下げを続けたことでインフレを助長する形になっていた。トルコは観光立国のため、リラ安で海外からの観光客の呼び込みや輸出の増加をねらって利下げを続けたとみられている。トルコ中央銀行は去年6月から利上げしたものの物価上昇は止まらず、しかも一気に利上げすると景気が急に悪化するため難しい状況に陥っている。こういった背景から、トルコでは魚が注目されている。イスタンブール支局・大橋孝臣支局長は「常温で魚を並べる店もある。調理法の知識が広がれば消費拡大の可能性があるのでは」と指摘した。