きのうの日経平均株価は一時700円以上下落したが高市内閣本格始動への期待感もあり終値はおとといからほぼ横ばいの4万9307円79銭だった。史上初の5万円台には届かなかったが東京市場は高い水準で推移し底堅さを見せている。要因の一つとして第一生命経済研究所藤代宏一エコノミストは「株価が大きく伸びる原動力の一つにインフレがある。賃金・物価あらゆるものが上がる中で株も上がっている」とした。株価が伸びたとしても物価高が多くの人の負担になっている。手取りの増加など経済対策最優先で取り組むとした高市総理には国民の不安を払拭する政策が求められる。