尹錫悦大統領に対する弾劾訴追案が可決された。与党としては弾劾に反対する方針だが、少なくとも12人の造反者が出る結果となった。尹大統領は国民向けの談話で「堂々と立ち向かいます」と述べ正当性を訴えた。辺真一氏は「与党の中で反発した議員がいた、ためらっていた議員を賛成に走らせたのではないか、激しい批判を浴びていた与党は与論の圧力に屈した面も否めないと指摘した。弾劾案が可決されたことで尹大統領は職務停止。憲法裁判所が妥当と判断した場合は罷免され60日以内に大統領選となる。憲法裁判所は裁判官の過半数が与党寄りだが、朴槿惠元大統領の時も同ケースながら罷免された。辺氏は全員が弾劾に賛成し尹大統領を罷免するのではないかと話した。日韓関係については、李在明代表が新しい大統領に選出されればまた振り出しに戻ると話した。