- 出演者
- 山本恵里伽 鈴木悠 今川菜緒
オープニングの挨拶。
御嶽山の噴火災害から11年となった昨日、地元では追悼式が行われた。今朝の御嶽山は、麓の長野・王滝村からもはっきりと山頂を望むことができた。御嶽山噴火災害 犠牲者追悼式では、噴火発生時刻11時52分に黙祷した。2014年9月27日に発生した御嶽山噴火災害では死者58人、行方不明が5人と戦後最大の噴火災害になった。夫を亡くした野口弘美さんは、27日が来ると「1年が終わったな」と思うようになった、またあしたから新しい年が始まると話していた。
北朝鮮の金正恩総書記は核兵器の生産に関する重要会議を開き、核武力を中枢とした力による平和の維持は絶対不変の立場だと述べた。韓国の李在明大統領は北朝鮮が核兵器を搭載したICBMの開発で最終段階に達しているとの見方を示している。
トランプ大統領は輸入する医薬品に100%の関税を課すと表明。ホワイトハウス当局者は日本に対する医薬品の関税の上限は15%になるとした。
朝倉市・柿原地区で問題になっているのがマンション2棟の建設計画。705人の入居を想定し、将来は6旨まで増やすとしている。参加した区会長によると入居者についても説明があった。住民の受け止め方も様々。一方、建設計画をめぐりインターネットでは反対署名の運動も起こりSNS上では「中国人が大量に移住してくる」との投稿もみられる。さらに知事が許可したとの誤情報もながれ福岡県に100件の問い合わせがきた。件は異例の会見を開き、事実ではないと否定した。マンション建設を計画する業者に取材を申し込むも返答はない。事実に基づいた建設的な議論が求められそう。
石破総理は海上保安学校卒業式に出席。石破総理は能登半島沖に不審船が現れ史上初めて自衛隊に海上警備行動を発令された1999年に触れ、政府として責任を持って整備していく考えを強調した。現職総理大臣の海上保安学校卒業式出席は安倍晋三元総理以来、9年ぶり2回目。
「TBS NEWS DIG」の紹介。
クマに人が襲われる被害が全国的に相次いでいる。クマが餌を求めて人里に出没することが懸念される中、様々なクマ対策の注目が集まっている。野生のクマなどを音と光で撃退する装置・モンスターウルフを開発した太田精器の太田裕治代表は、開発当初は子供だましとかオオカミのかかしとかよく言われたが、実際使ってみて効き目がないとのクレームは1件もない、問い合わせは年々増えていると語る。モンスターウルフは北海道の企業が2016年に開発。山形県では今月から実証実験が始まった。北海道で撮影された映像では、畑にヒグマが現れると音と光でヒグマが逃げていった。動物が近づくと赤外線センサーで感知しランダムで流れる50種類の音で威嚇する。モンスターウルフは1台約60万円でレンタルは月2万円~。環境省のまとめでは全国のクマ被害は69人と最多の2023年度と同じペース。県内では、岩手県と並んで全国最多の13人の被害が確認されていて一人が死亡している。22日には大桑村で60代の男性が全身に怪我をするなど被害が相次いでいる。
クマとの遭遇を避けるためにはベアホーンが有効だという。実際に鳴らしてみると、音の大きさは130デシベル。車のクラクションよりも大きく、約800メートル先まで届くとされている。クマ対策の有効なのは音だけではない。モンベルではクマ対策グッズがあり、あづみの店では去年の倍ほどに売上が伸びている。クマの目や鼻にかけて使うベアスプレーが売れている。榧本高幸店長は「連休前にも商品は入ってきたが、週末・連休ですべて完売した」「今年は8月の知床の事故を受けてクマへの危機感が高まっているのではないか」などと話した。福岡から上高地にきた人は、Xで人がいっぱいいるのに横切って歩いている動画を見たのでと、万が一のためにと話していた。クマを近づかせないための代表的な対策グッズが鈴とホイッスル。クマが餌を求めて人里に来る懸念もあるが、榧本高幸店長は「一人で山に入る人は特に音が出なくなるので鈴や笛を使う他、一人になって静かなときにクマとハチ合わせると危険なので」「音の鳴るものを身につけるとある程度の対策にはなると思う」などと説明していた。
閉幕が迫る大阪・関西万博で予約が取れず、購入したチケットで入場できないことが問題に。博覧会協会は未利用のチケットを正午以降に入場できる当日券と交換する救済措置を始めた。昨日、1日あたりの上限の数百枚分以上の人が並んだため受付を終了。交換期間は10月12日まで。
天皇陛下と愛子さまが動物愛護に関するフォーラムにお忍びで出席した。両陛下は今日から滋賀県を訪問し、国民スポーツ大会の開会式などに出席予定。
普段から利用できて災害時にも役に立つ「フェーズフリー」の視点を取り入れたモノやサービスの表彰式が行われた。アイデア部門のゴールドを受賞したのはマザーズバッグ。普段は母親が小さな子どもを連れて外出する際に大容量バッグ兼子どものお昼寝用ベッドとして、災害時は子どもの生活用品3日分を収納し、避難所での簡易ベッドとして使うことを想定している。
TBS NEWS DIGのお知らせ。
トゥン トゥン トゥン サフールはAIが制作したキャラクター。今年2月に公開されるとAIが世界中のユーザーの自動で推奨し、瞬く間に世界中に広がった。さらに今年7月に公開されたラストドリーム(監督:串田壮史)は、人間が作ったのはストーリーだけで、音声や音楽もすべてAIが作ったもの。AIは教育現場でも導入が進んでいる。岐阜市の長良中学校では、文科省が認可した学習支援AIのスタディポケットを使っていて、数学の問題の答えを聞いても回答は教えず、考える道筋を示す。学校行事の企画もボタン一つで作る。岡安航太朗教諭は、AIがたくさんのアイデアを瞬時に出してくれることで勤務時間の削減につながった、大いに役に立っていると話す。先月公開されたばかりの最新AI GPT-5がベースで全国の小中高で導入が進むスタティポケットは教育を大きく帰る可能性を秘めている。三重・四日市市のエネオスマテリアル四日市工場でも、AI制御を導入することで自動運転をしてくれるといい、世界初のAIによる安全管理が行われている。エネオスマテリアルの舘亮太さんは、AI制御が最適な状態で運転を維持してくれるので他の改善業務に時間を割くことができたと話した。またAIによる効率化でエネルギーの使用料とCO2の排出量は約40%削減できた。今年6月、東京・港区にオープンしたReal×Tech LAWSON 1号店はKDDIのAI技術が導入されている。陳列棚にあるAIカメラが性別・年齢を推測し、追加購入の商品を提案している。バックヤードでは、商品の補充もAIが担当。からあげクンも調理ロボットが自動で揚げる。ローソンの竹増貞信社長は、この店舗では一つ一つを検証していきたい、などと語った。将来はAIの全国展開を目指している。一方、ことし6月の韓国大統領選挙の前に公開された動画は候補者と前野大統領が刑務所に入っている場面だが、AIによるディープフェイクと見られている。あらゆる場面に広がるAIが生み出す答えには虚偽や間違った情報も含まれていてそのリスクは社会が直面する深刻な課題。
北九州・小倉北区の西日本総合展示場で行われた学生×企業の大運動会は、学生約50人と企業の採用担当者などが参加した。パン食い競争や障害物リレーなどが行われた。北九州市が初開催したもの。北九州市によると、地元に就職する学生の割合は約2割にとどまっていて、市の担当者は、企業の魅力を知ってもらい地元就職率を上げていきたい、等と話している。
全国の気象情報を伝えた。
世界最大級のゲームの展示会「東京ゲームショウ」。千葉県警・神奈川県警・警視庁がリアルマネートレード=ゲーム内で獲得した通貨などを現金で売買する行為に注意を呼びかけた。
東京拘置所で開かれた矯正展は矯正施設や刑務作業への理解を深めてもらうことを目的としたイベント。全国の受刑者らが作った日用品や家具など490品目が展示・販売され、売上げの一部は犯罪被害者の支援団体への助成金として活用される。今年から導入された拘禁刑では刑務作業は義務ではなく受刑者の更生や再犯防止のために行われている。海上では富山刑務所で受刑者が作ったお神輿を123万円余で販売。岐阜県の笠松刑務所で行っている七宝焼き作りを体験するコーナーも設けられた。さらに、拘置所に収容されている人が食べるパン「プリズンコッペ」、拘置所のレシピで作られた「プリズンカレー」の販売も行われ行列ができた。海上には昨日午後2時までに約8000人が訪れ、タレントの内山信二さんも東京拘置所の「一日所長」として視察した。
フリーマーケットサイト「メルカリ」の画面に並ぶのはアップライトピアノや跳び箱など53の備品であった。芦別市が去年に閉校した啓成中学校の備品を「メルカリ」公式ショップで販売を始めていた。通常閉校した場合、まだ使える備品は公共施設や別の学校などに振り分けられるが今回売られているのはそれでも残ってしまった“あまりもの”である。処分するのではなく売りに出したのは環境的・財政的にもWIN-WINになるためであった。「メルカリ」芦別市公式ショップは来月31日までとなる。