石破総理大臣は韓国の李在明大統領と会談し、「日韓関係を未来志向で安定的に発展させていくことで一致した」とする共同文書を発表した。今回の李大統領の来日は、首脳が往来する「シャトル外交」の再開第1弾。会談で両首脳は再開を評価したうえで、安全保障など様々な分野で意思疎通の強化で一致し、対北朝鮮政策での協力を確認した。また少子高齢化や人口減少、地方創生など両国の共通課題に対する政府間協議の枠組み創設で合意したほか、日韓ワーキングホリデーの参加回数の上限を1回から2回に拡充することでも一致した。一方石破総理は、歴史認識について歴代内閣の立場を全体として引き継いでいく立場を伝えた。
