岩田氏は2007年と今と似ていることが2つある、1つは円安・もう1つは消費の弱さとしていることを紹介。大橋さんは「日本のインフレ期待はマーケットの中でも意見がわかれている。岩田氏はどちらかいうとハト派っぽい人なんじゃないかとマーケットの中でみられていると思う。2007年と今が似ていることもあるが、個人的には違う論点もあるんじゃないかなと思う。今の日本は極端な供給制約に陥っている、その結果としてインフレへの警戒感は2007よりも強いんじゃないかと思う」などと話した。またバランスシートについて、村松さんは「為替に対し政府当局はファンダメンタルズになっていないというが、マーケットにおいてはむしろファンダメンタルズにそって円安がすすんでいるのではないかと言っている」などと話した。