トランプとイーロンの決裂について、中林美恵子さんを紹介した。イーロン・マスク氏は実業家で総資産約51兆円、先月まで政府効率化省を率いていた。今月6日のニューヨーク・ポストにはXとかけて「元カレが大嫌い!」との見出しが載った。中林氏は「2人とも個性が強く自分が一番いつかはこうなると思われていたがタイミングが早い気もする。お互いを必要としているのに反目し合うとアメリカ中に破壊が起こる可能性も秘めているので利害を中心にして形だけでもうまくやっていくと思われていた」などと話した。対立のきっかけは「関税政策」「減税政策」「NASA長官人事」があると中林氏は言う。去年7月の大統領選演説中に銃撃があり、その後からイーロン氏は支持を表明し10月には演説に登壇した。再選後にはトランプファミリー撮影に参加するなどしていた。再選のためにマスク氏は約400億円以上を寄付し激戦州で自身に賛同する支持者への毎日100万ドルの小切手を配り寄与した。政権発足後にはマスク氏発案の新設機関「政府効率化省」のトップに指名されたが活動への反発からテスラの業績は低迷し不買運動も起きた。トランプ氏はホワイトハウスでテスラ新車の購入を表明するなど助け舟を出していた。政権離脱表明後の投稿や30日には感謝や金の鍵を渡すなど良好さが見えていたが、6月からSNSなどで罵り合いが開始されたということ。