実業家のイーロン・マスク氏が、11月のアメリカ大統領選挙でトランプ前大統領を支援する団体に日本円でおよそ112億円を献金したことが分かった。アメリカの連邦選挙委員会によると、イーロン・マスク氏は、自らが設立したトランプ前大統領を支援する団体に今年7月からの3か月間で、日本円でおよそ112億円を献金したという。マスク氏はトランプ氏への支持を表明していて、今月5日には初めて選挙集会に参加し投票を呼びかけた。マスク氏はSNSで、激戦州のペンシルベニア州で16日から21日にかけて講演を行うと明らかにしている。マスク氏が献金した団体は激戦州の戸別訪問などに資金を投入していて、米国メディアは「トランプ氏の選挙戦で重要な役割を担っている」と指摘している。