米国・トランプ大統領は26日、2期目の政権発足後初めてとなる閣議をホワイトハウスで開き、閣僚ではないイーロンマスク氏も同席させて、マスク氏が主導する連邦政府職員の削減などの成果を強調した。トランプ大統領は冒頭、国境管理やロシアやウクライナとの協議などを発足から1か月余りの政権の成果として誇示した。マスクは「2兆ドルの赤字をこのまま維持することは不可能。支出を削減しなくてはならない」、トランプ大統領は「政府が肥大化し、職務を全うしていない者が大勢いる」と述べた。マスク氏の手法をめぐっては「強引だ」などと疑問視する声が政権内部からも出ているという報道もある。