名越先生が気になるニュースは、トランプ関税。専門家を調べ、全員がこれに否定的だったという。同盟国に対しても非常に抑圧がかかり、アメリカ経済、庶民を苦しめることになるという人ばかりだったという。トランプシンパの人はこれでアメリカは栄華を極めるくらいのことを言うが、一般的に経済の専門家はこんな悪い策はないと言っているという。石破総理も来週あたり、電話会議をすると言っている。一つの指標はいつまで続くか。ある種短期的な勝負をかけているのではと考えられる。来年の11月には中間選挙があり、それまでにおそらくすごいインフレが始まると思われ、株はだだ下がりしているので、修正しないととても中間選挙には勝てないという。早くて今年中に関税のディールをして落ち着くところに落ち着くのではという。名越さんは、トランプ大統領にすごい信念があると見ている。貿易の不均衡というのが元にあり、1987年くらいからトランプ氏はアメリカは世界中の人達から搾取されていると被害者意識が強いという。そこを攻めるよりディールに乗ることのほうが賢いと思っている。伊沢は「トランプさんの信じられなさというものが余計に関税が本来狙ってる効果を薄れさせてる部分もあると思ってしまう」などと述べた。