昨シーズン、世界一に輝いたレンジャーズとの3連戦。初戦に2番・指名打者でスタメン出場したドジャース大谷翔平(29歳)は初回の第1打席、フォアボールで塁に出ると、足で見せる。盗塁成功率93.75%の大谷が、15個目の盗塁に成功。その後、チャンスを広げると、4番・スミスが先制のスリーランホームラン。このホームランをよく見ると、スミスの打ったボールがフェンスに当たって、さらに相手選手のグローブに跳ね返って、最終的にホームランになった。大谷は6回の第4打席、5試合ぶりとなる第16号ツーランホームランを放った。打った瞬間にホームランを確信して歩き出す、通称“確信歩き”に、観客も総立ち。さらに、味方もベンチで驚きのリアクション。この一発を皮切りに、このあと3年ぶりの“ホームラン祭り”となった。