AIエンジニアの山本一成さんが、AIの進歩について説明した。完全自動運転システムは難しいのではと言われる中、ハンドルがない車ができるのも遠くない未来の話しだという。2018年にアメリカで開始された世界初の自動運転タクシー「ウェイモ」。専用アプリで目的地を入力しすると、現在地にタクシーが配車。アプリでドアのロックを解除し、専用パネルのスタートを押せば自動で目的地まで連れて行ってくれる。自動運転車を造るテスラの工場では、完成した車は自動で出荷スペースまで移動して整列するとのこと。将来、納車も無人でできる可能性もあるという。テスラによると、人間の運転と比べ、自動運転の方が5倍以上安全というデータが出ている。日本でも今年3月に新東名高速でトラックの自動運転技術の事情実験をスタート、これは有人だったという。また、同月に神奈川県横浜市で日本発の無人運転の実証実験が行われた。しかし、日本の自動車メーカーは世界的に大きく遅れを取っている状態だという。
現在の自動運転システムは、ルールベースというAIに人間が交通ルールをプログラミングするシステムで成り立っている。しかし、欠点として”想定外”に対応できない。自動運転ではカメラの映像をAIが解析して走るが、現在主流のルールベースでは、データにない似ている見た目のものをカメラが捉えた場合区別が難しい。さらにもう一つ、限られた場所でしか走行できないという弱点が。公道など限定エリアの交通情報やルールしか入っていないため、駐車場や私有地でフリーズしてしまう。ウェイモなども限定エリアでの運用にとどまっているという。
現在の自動運転システムは、ルールベースというAIに人間が交通ルールをプログラミングするシステムで成り立っている。しかし、欠点として”想定外”に対応できない。自動運転ではカメラの映像をAIが解析して走るが、現在主流のルールベースでは、データにない似ている見た目のものをカメラが捉えた場合区別が難しい。さらにもう一つ、限られた場所でしか走行できないという弱点が。公道など限定エリアの交通情報やルールしか入っていないため、駐車場や私有地でフリーズしてしまう。ウェイモなども限定エリアでの運用にとどまっているという。