米国のEV・電気自動車大手、テスラ・イーロン・マスクCEOは28日、自動運転などに向けたAI・人工知能の開発に今年、100億ドル(およそ1兆5600億円)を投資する方針を明らかにした。マスク氏はXに「この水準の支出をせず効率的な投資を行わない企業は競争できない」と投稿し、意義を強調した。こうした中、マスク氏は28日、中国の北京を訪問し、李強首相らと面会した。ロイター通信などによると、FSD・フルセルドライビングと呼ぶ運転支援システムの中国での導入に向け、協議したものとみられる。また、米国メディアはテスラ「ウォールストリートジャーナル」は中国のバイドゥの地図やナビゲーション機能を採用することなどでFSDを中国で導入する暫定的な許可を得たと報じている。
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