- 出演者
- 中川栞 別府正一郎
オープニング映像と挨拶。
中東情勢でようやく前向きな動き。イスラエル軍、ヒズボラはレバノンの南部から今後60日かけて出ていく。イスラエル兵はイスラエル領内に戻りヒズボラの戦闘員はリタニ川の北側まで後退する。この結果レバノン南部の一帯が双方の間の緩衝地帯となる。双方が着実に出ていったのか、武器を持ち込んでいないのかなど、国連のPKO部隊とレバノンの正規軍が監視する。今回はPKO部隊の強化や米国やフランスなどからなる委員会も監視するという手段も追加される可能性があるが、ヒズボラが再度、南部で武装化するのを止めることができるかは不透明。また、ネタニヤフ首相は合意にかかわらず必要と判断すれば、いつでも攻撃できる余地が残っていると公言している。次のポイントはレバノンでの停戦合意がガザ地区での停戦につながっていくか。引き続き、国際社会の粘り強い関与が求められている。
ウクライナとロシアの攻撃の応酬が続く中、ウクライナ公共放送は前線にいる兵士のために、無人機に爆発物を取り付けるための容器を3Dプリンターで作っている男性について伝えている。インターネットで依頼を受けて必要な部隊に無償で提供している。「勝利のためには前線にいなくても兵士のために頑張らなければいけない」とコメント。
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米国・トランプ次期大統領の政権移行チームが、北朝鮮・金正恩総書記との直接会談を検討しているとロイター通信が伝えた。トランプ氏による最終的な決定はまだ出ていないという。中東情勢やロシアのウクライナ侵攻の方が優先度が高いため、早期の米朝対話は難しいとされてきたが、この報道が事実なら予想より早く米朝が接触する可能性も出てくる。トランプ氏は1期目にキム総書記と3回、会談した。北朝鮮によるロシアへの軍事協力も米朝対話の必要性を高めているとする分析も出ている。
米国・トランプ次期大統領は関税を交渉のカードにしてカナダとメキシコ、中国に対応を迫る姿勢を鮮明にした。カナダとメキシコには犯罪や薬物の流入が止まるまですべての製品に25%の関税を、中国に対しては米国で社会問題になっている薬物を巡って、中国側が十分な対応をしていないなどとして中国の製品にも10%の追加関税を課す方針を示した。カナダ側の関係者が「トランプ氏はカナダ・トルドー首相と貿易と安全保障について話した」と明かし、「よい議論を交わした」と述べたという。
米国・トランプ次期大統領は関税を交渉のカードにしてカナダとメキシコ、中国に対応を迫る姿勢を鮮明にした。駐米中国大使館の報道官は「両国の貿易協力は互恵的なものであり貿易戦争に勝者はいない。サンフランシスコでの首脳会談以降、両国の麻薬取り締まり部門は定期的な意思疎通を再開させた。中国は麻薬取り締まり活動の進捗状況を米国側に伝え、事件の手がかりを確かめたいという米国側の要請にも応え行動した。これらの事実は中国が故意にフェンタニルを米国に流入させているという考えが事実に反していることを証明している」と主張している。トランプ氏は他にも来年1月20日に大統領に就任したらカナダとメキシコからのすべての輸入品に25%の関税を課すとしている。カナダの各州知事はトルドー首相に対し、米国大統領就任前に緊急会議を開き、米国との関係を話し合うことを要求している。この3国の間には大部分が関税を免税されるという自由貿易協定がある。メキシコとカナダは米国の主要な貿易相手国で去年のメキシコの輸出品は83%以上が米国向け。カナダの輸出のおよそ75%も米国。経済の専門家は、この関税政策がインフラを引き起こしその結果世界のサプライチェーンが衝撃を受ける可能性を懸念している。一方、メキシコ・シェインバウム大統領は22日に「中国製品がメキシコを経由して米国やカナダに入っているという説は正しくない。メキシコ政府はまず、民族系企業を発展させ自国での製造を増やし一部の中国製品に取って代わることを目標にしている」と述べた。中国外務省の毛寧報道官は26日、「中国は国際ルールと市場の原則に基づき各国と貿易協力をしている。貿易を政治問題化するのはどの国の利益にもならない」と述べた。
メキシコとカナダには自動車関連を中心に日系企業の海外支店や現地法人などの拠点が合わせて2500近くあり、主に米国に輸出されていることから関税引き上げの影響を懸念する声が上がっている。同じように韓国の自動車関連や家電のメーカーもメキシコに多く進出していることから、影響が及ぶ見通し。米国・トランプ次期大統領はメキシコに対しても追加の関税を課すとしている中、韓国の企業にも影響が及ぶ見通し。USMCA(米国メキシコカナダ協定)によりメキシコで生産した自動車や部品を米国に輸出する時は関税がゼロになる。メキシコはインフレ抑制法による補助金に加え労働力などの生産コストも安いため、韓国のサムスンやLGなどの家電メーカー、自動車関連企業が多く進出している。しかし、関税引き上げが実現した場合企業が最も懸念するのは価格が上がること。部品や完成品に関税を課すだけに販売価格が上がるため。韓国の企業は今回の発表に対し柔軟に対応するとしながらも生産地の多角化などの戦略を準備している。反面、逆に利益が見込まれる分野もある。米国はメキシコ産の変圧器を最も多く輸入しているため。トランプ氏が述べたことが本当に実現するかに関心が集まる。
トランプ氏の関税を巡る発言が波紋を広げている。米国のメディアからは米国国内での物価の上昇につながるとの分析が出ている。ウォールストリートジャーナルは「果物から電気製品まであらゆるものの値段が上がるだろう」と報じている。専門家がまとめた新たな試算によると、メキシコやカナダに25%の関税を課し、中国にも10%の追加関税を課すことになれば、米国の消費者物価は来年、0.75%上昇する。消費者が米国国内の製品に切り替えるなどすれば0.65%の上昇となる。世帯当たりの購買力は1000ドル落ちるのに相当するとしている。ただ、トランプ氏は選挙戦でもバイデン政権がインフレを招いたとして批判していた。
今朝の特集は映画で見つめる世界のいま。順天堂大学特任教授の藤原帰一さんに注目の映画とその背景にある世界のいまを話して頂く。藤原さんは「本日紹介する映画の舞台はスイスの高原のホテルだ。クロディーヌは息子と一緒に暮らしているが、クロディーヌには秘密がある。定期的にホテルを訪れている。クロディーヌの心の姿を捉えていく。」等とコメントした。
スイスの山間部を上っていく電車。クロディーヌは毎週火曜日、白いドレスを着て山にやって来る。向かうのは1軒のホテルだ。クロディーヌは外国人客を誘い、その場限りの関係を重ねている。クロディーヌは服の仕立てで生計を立てている。息子のバティストをクロディーヌは支え続けてきた。クロディーヌはバティストに父親から手紙が届いたと読み聞かせている。しかし、その手紙はホテルの客から聞き出した話をもとに彼女が書いたものだった。ある日、クロディーヌはミヒャエルと運命的な出会いをする。クロディーヌと自らの人生とが重なり関心を寄せる。クロディーヌはミヒャエルとの時間を心待ちにするようになった。濃密な時間を過ごし帰りが遅れる事も。そんな中、クロディーヌはミヒャエルからアルゼンチンに一緒に来ないかと誘われる。
山逢いのホテルでについてのトーク。藤原帰一は「女性の姿をそのまま捉えた映画だと思う。クロディーヌの姿はどこか乾いている。いつもの自分から逃れようとしているように見える。映画における女性の表現は変わってきた。最初から最後までクロディーヌの姿から目を離せない。ジャンヌ・バリバールは名演だと思う。マキシム・ラッパズ監督に注目だ。」等とコメントした。
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デジタル社会ではパスワードは欠かせない存在となっているが、フランスの企業はパスワードの代わりに脳波を使った機能を開発している。メールやSNS・保険会社など多岐にわたる場所でパスワードは求められることから簡易なもので済ませてしまうという声や、難しいパスワードを使おうとして忘れてしまったという声も聞かれている。ハッカーは単純に数字が並んだパスワードは2分ほどで、小文字だけのパスワードは2分、大文字を混ぜても8カ月ほどしか保たないといい、パスワードは記号を混ぜて複雑にすることが重要となる。専門家は自分だけしか知らないようにすることや、付箋にメモしないこと、自分の情報などを含めないこととしている。生体認証も広く使われているものの、フランスのある企業は脳波をパスワードにする技術を開発していて、それぞれの脳波に特徴があることから将来的にはスマートグラスなどに利用することが期待されている。
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きょうは香港から、人気者の生誕100日を祝うイベントを紹介。
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