デジタル社会ではパスワードは欠かせない存在となっているが、フランスの企業はパスワードの代わりに脳波を使った機能を開発している。メールやSNS・保険会社など多岐にわたる場所でパスワードは求められることから簡易なもので済ませてしまうという声や、難しいパスワードを使おうとして忘れてしまったという声も聞かれている。ハッカーは単純に数字が並んだパスワードは2分ほどで、小文字だけのパスワードは2分、大文字を混ぜても8カ月ほどしか保たないといい、パスワードは記号を混ぜて複雑にすることが重要となる。専門家は自分だけしか知らないようにすることや、付箋にメモしないこと、自分の情報などを含めないこととしている。生体認証も広く使われているものの、フランスのある企業は脳波をパスワードにする技術を開発していて、それぞれの脳波に特徴があることから将来的にはスマートグラスなどに利用することが期待されている。