ウォーレン・バフェット氏のCEO退任について、山川は、バフェット氏は退任を表明した後、会社から完全に退くことはない、バークシャーの株を一株も売るつもりはないとも発言したなどとし、バフェット氏の投資哲学については、バフェット氏は自分が理解できないものには投資しないとよく言う、アメリカ企業の保有が多く、その例外は日本の商社、バークシャーと日本の商社の業態は似ていて、事業と投資を両輪で動かしている、自信を持って投資対象の選択にしたとみられるなどと話した。商社株について、バフェット氏は、今後50年間売却することなどは考えないだろうとしている。山川は、バフェット氏の投資は基本的に長期目線、一度投資したものは辛抱強く保有する、バフェット氏にとって、商社業界は長期的に成長する銘柄と映っているということ、相場が悲観論に陥っているときにはチャンスがあり、陶酔に浸っているときはリスクがある、バフェット氏は割安だと判断している銘柄を投資する、バフェット氏の投資哲学は、個人が投資運用をするうえで参考になる考え方だなどと話した。