ウクライナ・国防省情報総局は9日、ウクライナ南部のヘルソン地域とザポリージャ地域を占領しているロシア当局が、ウクライナ人の住民を対象に強制的に徴兵を実施したと発表した。去年10月〜12月にかけて、約300人が兵役に招集されたとしていて、招集を拒否した場合、生計手段などを奪われる恐れがあると指摘。ジュネーブ条約などの国際人道法では占領地の住民を占領国の軍隊に動員することは禁止されていて、ウクライナ国防省は「重大な人権侵害でロシアの政権が犯したもう1つの犯罪である」と非難。
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