EU(ヨーロッパ連合)の首脳会議が、20日にベルギー・ブリュッセルで行われ、ウクライナ・ゼレンスキー大統領もオンラインで参加した。ウクライナへの軍事支援の強化を求める文書への合意を図ったが、ロシア寄りとされるハンガリーが反対し、全会一致での採択とはならなかった。イギリスでは、ウクライナの将来的な安全保障に向けた支援計画を協議するための会合が開かれ、イギリスメディアによると、約30か国の軍事担当者らが対面やオンラインで参加した。イギリスとフランスは、有志国と共に停戦後に平和維持部隊を派遣する意向だが、イギリス・スターマー首相は、ウクライナ軍を支援するための限定的な派遣となる可能性を示した。