アメリカからのウクライナ支援が先細っているという見方も出る中、国防費の引き上げで一致するなど一定の成果はあったものの、首脳宣言ではウクライナに対する具体的な支援は示されなかった。ロシアを刺激したくないトランプ大統領への配慮もあったものとみられる。今回ウクライナ・ゼレンスキー大統領はトランプ大統領と会談予定。G7サミットではトランプ大統領が中東情勢への対応のため予定を切り上げ帰国したことから、ゼレンスキー大統領はトランプ大統領と会談できなかった。停戦に向けた対応や、アメリカ製の兵器の購入などについて協議するものとみられ、支援の強化につながるか注目される。