ハンガリーでは今月12日に行われた総選挙でロシア寄りの姿勢で知られるオルバン首相が敗れ、16年ぶりに政権交代が実現。ロシアとの距離感をめぐり大きな転換点となった今回の選挙を通じて、世界の課題も浮き彫りになっている。中道右派の野党ティサのマジャル党首は、皆さんが歴史的な勝利を与えてくれたなどとコメント。ハンガリーはEUの加盟国でありながらロシアとの密接な関係を築いてきた。ロシア語で友情を意味する名前がついたドルジバ・パイプラインはベラルーシやウクライナを経由してハンガリーなどヨーロッパ各国とつながっている。CSDのマーティン・ウラジミロフは、EUはロシア産原油の輸入を禁止しているがハンガリーではむしろ輸入が増えているなどとコメント。ロシアはウクライナ侵攻後、ハンガリーの石油会社から約1兆6000億円の利益を得た。この額は短距離弾道ミサイル約2900発分に相当。ヨーロッパ委員会は当初、ロシア産原油の輸入を恒久的に禁止する法案を提出予定だったが、提出の延期を決定。中東情勢の緊迫化によりエネルギー危機への懸念が急速に広まったため。マジャル党首もロシアからの資源輸入を継続する可能性をにじませた。ロシアのプーチン大統領はEU向け天然ガスの供給を即時停止する可能性を示唆。さらにハンガリー国内では偽動画の問題がある。ゼレンスキーのせいでめちゃくちゃだとの声。
