巻田さんは「私が駐在していた当時と比べても、市民の危機意識はかなり高まっていると感じます」とコメントした。オンさんは「若者世代は日常からSNSにもネット情報にも親しんでいるので、若者にこうした手法の存在をもっと知ってもらって参加してほしい」と話していたとのこと。市民などに話を聞いていると「近いうちに中国が信仰してくる可能性が低い」と考えている人が大半だが、「備えは必要」という意識は広く共有されているとのこと。一方で、トランプ大統領が台湾を中国との交渉のカードとするかのような発言をしたことをうけて、仮に有事が起きたとしてもアメリカは介入しないのではないかという疑念も広がっている。オンさんが先月訪れたのは、ウクライナ。情報戦などをテーマにしたフォーラムに参加して、分析活動について公演したそう。ウクライナ国民の団結の強さは、台湾も見習うべきだと感じたとのこと。今後の注目点について、巻田さんは「台湾は再来年に総統選挙が行われるんですけど、前哨戦として統一地方選挙が今年11月に控えています。こうしたなか、国民党の鄭麗文首席が15日まで2週間にわたってアメリカを訪問し、交流した。4月に中国を訪問して習近平国家首席と会談したばかり。ただ、アメリカとも良好な関係を築きたいという狙いがあったと見られます」などと話した。一方、トランプ大統領は9月に習近平国家首席をホワイトハウスへ招待し、年内あと3回米中首脳会談行われる可能性がある。
