横浜・中区元町商店街にある老舗のパン屋「ウチキパン」を取材。日本の元祖は食パン。1888年、明治時代に創業したウチキパン。創業者・打木彦太郎氏が横浜開港後に英国人のパン職人に弟子入り。食パンのレシピを受け継いできた。136年間、同じ製法で作られている食パン、その名も「イングランド」。ちょうど焼き上がるということで3階の工場へ。伝統の食パンを試食。食パン・イングランドの秘密を紹介。通常の食パンはイースト菌を使うことが多いが明治時代の製法を守り、ビールの原料・ホップの自然酵母を使っている。ホップ種を使うことで香りが香ばしく焼き上がりがカリカリに。日本初のビール醸造所が作られたのも横浜。そのため原料のホップが手に入りやすかった。その醸造所を引き継いだのがキリンビールだった。現在、ホップ種は機械を使い自家製で作っている。ホップ種を作るのに要するのは4日間。できたホップ種は生地に混ぜ発酵させる。様々な作業工程を経て完成させるのに約6日間もかかる。5代目・打木豊工場長のおすすめの食べ方はトーストしてバターをたっぷり塗って味付け海苔を乗せる食べ方。試食した佐藤ちひろは「合いますね。おいしい」などと話した。
住所: 神奈川県横浜市中区元町1-50
URL: http://www.uchikipan.com/
URL: http://www.uchikipan.com/