近年ケニアでは人口の増加が著しく都市開発によって、マサイ族の放牧地が減少している。放牧地では、悪魔のサボテンの大繁殖が問題になっていて伝統的なマサイ族の生活が危機に面している。また、マサイ族の女性の割礼や児童婚などの風習も残っていて、ケニア政府などから批判されている。こうしたなかで、ケニア政府は学校の設立や奨学金の支援などによりマサイ族の女性に向けた教育を強化している。悪魔のサボテンを使ったビジネスも、マサイ族女性ら203人が集まり開始されたものと伝えられた。吉永さんは「たくましい女性たちね」などとコメントした。