ウクライナとロシアの2回目の直接交渉には、ウクライナ側からはウメロフ国防相、ロシア側からはメジンスキー大統領補佐官らが出席し1時間あまり行われた。ウメロフ国防相は、交渉後の会見で、病気や25歳未満の捕虜交換と戦死した兵士6000人ずつの遺体交換で合意したことを明らかにした。メジンスキー大統領補佐官は、遺体を収容するため、一部の地域で2、3日間の停戦を提案したとしている。ウクライナ側が提示した少なくとも30日間の無条件停戦は、ロシア側が拒否したという。双方は文書にまとめた和平案を提示し今後も交渉を継続することで合意したものの、交渉の難航が予想される。