米国のトランプ大統領は31日記者団に対し、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を巡りプーチン大統領と会談するとしたうえで、「何か重要なことをするだろう。戦闘を終結させたい」と述べた。具体的なことは明らかにしていないが、戦闘の終結に向けて改めて意欲を示した。そして“われわれは戦闘を終結させるため非常に真剣な協議をしている”と述べ、米国とロシアの両政府の間で協議が行われていることを明らかにした。トランプ大統領は早期の戦闘終結に向けてプーチン大統領との首脳会談に意欲を示す一方、ロシア側の対応しだいでは関税や制裁の措置を取るとして揺さぶりもかけていて、具体的な協議が進むか注目されている。