ウクライナ侵攻を巡り、トランプ大統領が求める停戦期限が8日に迫る中、ニューヨーク・タイムズは6日、トランプ氏がロシアのプーチン大統領と早ければ来週にも直接会談し、その後、ウクライナのゼレンスキー大統領も交えて三者で会談する意向だと報じた。この計画をトランプ氏は6日に、ヨーロッパ各国の首脳との電話会談で伝えたという。これに先立ち、アメリカのウィトコフ特使が6日、モスクワでプーチン大統領と会談。会談についてトランプ氏はSNSで、「大きな進展があった」とした上で、ヨーロッパの同盟国と「今後数日間、数週間かけて戦争の終結に向け取り組んでいく」と強調した。また、ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、ヨーロッパの各国首脳とともにトランプ大統領と電話会談し、平和への支持を再確認したとSNSに投稿した。ロイター通信によると、ゼレンスキー大統領は演説で、「ロシアは今や停戦に傾いている。 彼らへの圧力は効果を上げている」と述べたという。