ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領による直接会談に向けてはアメリカやヨーロッパ各国も交えて調整が進められているが、ロシア側は牽制を続けている。トランプ大統領は21日、キリスト教系のラジオ番組に出演し、ウクライナ情勢について「この地域に平和もたらされるか」問われ、”どうなるかは2週間以内に答えられると思う。その後は違う取り組み方しなければいけないかもしれないが様子見てみよう”とした。一方、トランプ大統領はSNSに米露首脳会談の際に撮影された人差し指をプーチン大統領の胸元に突きつけている写真を投稿した。写真についての説明はないが、冷戦のさなかに当時のニクソン副大統領が旧ソビエトの指導者・フルシチョフに対し、同じようにとった写真と並べて投稿していることから欧米メディアはロシアよりだとされる批判への反論だとの見方をしている。