東京オリンピックからの連覇をかけて登場した柔道男子100キロ級のウルフアロン選手。3位決定戦がかかる敗者復活戦で一本負けし、2大会連続のメダル獲得とはならなかった。また、女子78キロ級にはオリンピック初出場の高山莉加選手が登場。3位決定戦を合わせ技一本で敗れメダルには届かず。きょう男子100キロ超級に登場するのが斉藤立選手。父はオリンピック連覇を果たした斉藤仁さん。父の影響で5歳から柔道を始めた斉藤選手。「父に一番最初に体落としを教えてもらって、他の大外刈りとか内股とか大内刈りとか、得意としている技は全て父から教えてもらった技なので、その技で世界で戦って勝つというのが一番自分としても1つ恩返しになるかなと思う」と語った。斉藤選手に転機が訪れたのは2015年のこと。父・仁さんががんのため54歳で他界。「唯一約束したのが”オリンピックで優勝したいか”と言われ、中途半端に”うん”と言ってしまったんですけど、それが唯一ちゃんとした父との約束というか決意だったので、オリンピックという舞台で優勝して約束を守る」と語った。