政府主導の国家プロジェクト「GENIAC」が新たな支援先を発表した。新薬作りや観光、アニメーションなど幅広い分野で国産生成AIの基盤モデルの開発を目指す企業や研究機関を選んだ。トヨタ自動車の子会社で自動運転などの実証実験を行う街「ウーブンシティ」の建設と開発を担うウーブンバイトヨタもその一つ。独自の生成AIを開発し、交通事故を防ぐためのシステムなどを構築することを狙っている。その他、エヌビディアからも出資を受けているユビタスは観光に特化した日本語、中国語、韓国語などの大規模言語モデルを開発。拡大するインバウンド需要に対応したいいう。また今回は生成AIの開発だけでなくAIを活用して得たデータをさらなるAIの能力向上につなげる取り組みをする企業も支援。ソフトバンクなどが選ばれた。シンセティックゲシュタルト・島田幸輝社長、ウーブンバイトヨタ・小堀訓成さん、ユビタス・中坪知幸さん、ソフトバンク・福地健之さんのコメント。