プライベートブランドについて、買い物の時にプライベートブランド商品を「積極的に選ぶ」はA,「積極的に選ばない」はBで質問。結果は「積極的に選ぶ」64%、「積極的に選ばない」36%だった。今朝は生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんに話を伺う。セブン-イレブンではセブンプレミアムの「金のマルゲリータ」や「銀座千疋屋 まるでクラウンメロン」が注目されている。柏木さんは「プライベートブランドが普及しすぎてるので、プライベートブランドの中でもどれを選ぼうかなと消費者が思うようになってきてるので、色んなところが得意分野をいかして、贅沢なものをだそうとなってきた。それをコロナ禍だったので、レストランにも行けなかった。自宅でレストランの味をプライベートブランドにしては少し高級だけど、自宅でレストランの味を味わおうとこういう高級なものも増えている」と話した。刺さるネーミングのプライベートブランド商品を紹介。ドラッグストアウエルシアのアーモンド小魚は頭に「とまらない」を加えたことで売上が5倍に増えた。ドンキのエイヒレは「居酒屋さんからの購入も多い」を加えて売上2倍になった。プライベートブランド増加の背景について、柏木さんは物価上昇と2024年問題を挙げた。柏木さんは「欧米ではスーパーの5割以上を占めていて、日本ではまだ1割弱なんですけど各スーパーが2割とかを目指してるので、自然に普及してくるかなと思う」と話した。トップバリュ「たまごのおいしさまるごとマヨネーズ」の製造所はキユーピー。柏木さんは「プライベートブランドの商品はスーパーやドラッグストア、小売店が商品を開発する。製造そのものはメーカーが行ってるところが多い。メーカー自体は今までの製造過程にプラスプラスプライベートブランドとして小売店がロットで大量に購入してくれる。決まった金額を購入してくれるので、それはそれでメリットがある。今までの工場で新たにスキマ時間を使い新たに違う商品を製造している」と話した。