アメリカメディアは、アメリカ軍のイラン攻撃準備が早ければ今週末にも整うと伝えた。17日に行われたアメリカとイランの2回目の核協議は、今後の情勢を占う重要な局面だった。Axiosは18日「情報筋によるとイランにおけるアメリカ軍の軍事作戦は数週間に及ぶ大規模なものとなり、本格的な戦争に近いものになる可能性が高い」と報じた。トランプ大統領は攻撃の決断に至っていないそうだが、少なくともその態勢は整いつつある。手始めに原子力空母を旗艦とする打撃軍を中東に展開し、そこにもう1隻最新鋭の原子力空母を追加投入しイランを海から包囲するような布陣を敷いている。去年6月にイランを攻撃した際は、アメリカ本土から爆撃機が飛来し各施設を攻撃するという限定的なものだった。対するイランはホルムズ海峡周辺で軍事演習を活発化させ、17日には海峡を一時封鎖している。前回の攻撃で標的となった核施設は最近分厚いコンクリートで覆われ、要塞化が進んでいると分析されている。CNNは早ければ五輪が閉幕する今週末にも攻撃を行えるよう準備を整えていると伝え、Axiosは今後数週間の内に行われる可能性が90%と報じている。情報戦による脅しとも取れるが、トランプ大統領はベネズエラへ武力介入し斬首作戦を実行した。本当に大規模攻撃に踏み切るか否か、アメリカが求める“ウラン濃縮”の放棄を、イランが受け入れる姿勢を見せるかどうかにかかっている。大越健介は「ロシアがウクライナに侵攻したのは、北京での冬季五輪が終わったばかりの2022年2月24日だった。軍事大国が力による現状変更をためらわない世界は、恐ろしい世界。大統領は外交的な解決を望んでいるというホワイトハウスの言葉を信じたい」などと語った。
