これまで関はペルーやメキシコで人類以外の生命体とされるミイラを数多く取材してきた。ナスカ付近で発見されマリアと名付けられたミイラは、手足に長い三本指を持つ。サンティアゴ、セバスチャンと呼ばれる子どものミイラも同じ三本指の特徴を持つ。これらの調査にはアメリカの研究チームが参入。関はペルーで発見されたミイラの研究・調査に携わったジョン・マクダウェル博士と息子のジョシュア氏に話を聞いた。マクダウェル博士は三本指のミイラは本物で、あれが何ものなのかを調査して明らかにする必要がある、多くの研究者が捏造されたものではないと主張していると話した。マクダウェル博士は現在ペルーで発見された7体のミイラを調査している。ナスカで発見された三本指を持つ女性のミイラ・モンセラートは、腹部に胎児を宿し、額にある金のプレートが特徴。金のプレートは、ミイラが作られたとされる1200年以上前に中南米の地域では入手できなかった金属であると判明した。資料は一般公開しており、マクダウェル博士は最終的に全員が同じ結論にたどり着くことが理想的な形だと話した。