エコノミークラス症候群は数時間、同じ姿勢でいるだけで最悪の場合、命に関わることもあり、誰ででも起きうる。イスと座椅子では“エコノミー症候群”リスクが高くなる姿勢は座椅子。東京歯科大学市川総合病院教授・寺嶋毅によると、座椅子は足を真っすぐにした座り方で、ふくらはぎの筋肉を使わず血流が悪くなり血栓ができやすくなる。こたつとソファで座ったまま寝た場合にリスクが高いのはこたつ。こたつは下半身に汗をかき「脱水状態」になり、血液が濃くなって血栓ができやすくなる。姿勢+脱水の2つのリスクで危険度が高まる。“エコノミー症候群”の前兆として、ふくらはぎの腫れ・痛み、部分的に赤くなる、胸や背中の痛み・息苦しさがある場合はすぐに医療機関を受診する。一般的な“むくみ”は両足・すねが腫れるが、血栓は片足・ふくらはぎが腫れる。若い人に比べ高齢者が起きやすいが、20~30代では男性より女性が多い傾向にある。予防法は1~2時間に一度立って歩くなどの運動と水分補給をこまめに・喉が渇く前に取る。水分補給の目安は1~2時間でコップ1杯分。アルコールやカフェインは控えた方がよい。着圧ソックスを履いている場合はそのままで足を動かすのが効果的。
