- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 志賀隼哉 黒田菜月 斎藤希実子 田中美都 新浜レオン
オープニング映像が流れた。新浜レオンが映った。解説委員・岸正浩の紹介。
きょうも各地で猛烈な暑さに。名古屋市では18日連続の猛暑日となった。この夏の平均気温は、気象庁の統計開始以来最高となった。日本の夏の平均気温の平年との差のグラフ。気象庁は“異常な高温だった”としている。6月から8月に都内で熱中症の疑いで搬送された人は8341人で、2年連続過去最多。東京・府中市ではことしから、暑さを少しでも避けるため夏休みを8月いっぱいまで延長。きょうから新学期が始まった。府中第二中学校では新たに学校指定以外のポロシャツも着用可能となった。兵庫県加西市では熱中症対策で期間限定スクールバスを運行している。府中第二中学校・成清敏治校長が「熱中症は命に関わるものと意識を考えたときに、いろいろなことを柔軟に考えていくことが大事」、加西市教育委員会学校再編室・中村洋平主事は「来年度以降も夏のスクールバスを続けていこうと思っている」などと述べた。
日本の夏の平均気温の平年との差のグラフを紹介。今年は平年より2.36度高い。岸正浩が「今年は長い。気象庁が出している3カ月予報では10月も赤い」などと述べた。
5キロ2000円前後と割安な備蓄米。販売は先月までとされていたが、期限が延長され今日以降も販売が続く。千葉市美浜区の大手ドラッグストアでは5kg1980円で売られ、客が次々と購入していた。この店では先月下旬から新米を販売している。備蓄米は入荷1日~2日で売り切れてしまうという。備蓄米の販売期限延長は、業者への引き渡し遅れなどが理由。取材したドラッグストアでも2万トンを購入申請していたがきょうまでに販売できたのは3割程度。大手ドラッグストア・森翔一郎上級エリア長が「倉庫からの出荷、早くしてほしい」、小泉農林水産大臣は「コメの価格の安定に向けた取り組みを続けていく」、茨城大学・西川邦夫教授が「米価高止まりでなかなか買えない人も多いと思う。延長は妥当だったのでは」などと述べた。
新米の価格について。農協の概算金が高いため、新米も高いのではとの声がある。ホクレン(北海道)「ななつぼし」、JA全農にいがた「一般のコシヒカリ」、JA全農みやぎ「ひとめぼれ」の概算金の目安と去年比を紹介。岸正浩が「最初にコメを買う業者の競争がいまだに激しい。それで農協も概算金を上げざるを得ない。また暑さが続くと価格が上がる可能性がある」などと述べた。野菜の値段は今月いっぱい、トマトやピーマンなどが高い。
きょう午後、東京・世田谷区の路上で40歳の女性が血を流して倒れているのが見つかった。首に刃物で切りつけられたような跡があり、病院に搬送されたがその後死亡した。現場から、20~30代くらいで黒いTシャツとズボンの男が逃走したという目撃情報があるという。警察は殺人の疑いで行方を捜査している。
USGS(アメリカ地質調査所)によると日本時間きょう未明、アフガニスタン東部を震源とする地震があった。震源の深さは8キロ、マグニチュード6.0と推定されている。アフガニスタンで実験を握るタリバン暫定政権の内務省によると、この地震でこれまでにクナール州で610人、ナンガルハル州で12人が死亡したという。また、2州で計1500人以上がけがをしている。現地メディアによると、倒壊した住宅に閉じ込められた人の救出活動が続いているという。
きのう正午前、埼玉県熊谷市の利根川の中洲に、大学の協議会に参加していた慶応大学のグライダーが墜落、乗っていた学生とみられる女性が死亡した。きょう午前中から警察による現場検証が行われ、午後から国の運輸安全委員会も調査を始めた。運輸安全委員会・原田範朗調査官が「気象、機材の不具合、操縦の状況とかそういったところを幅広に見ていきたい」などと述べた。
ゆうちょ銀行は来年度中をめどに“デジタル資産の発行を開始し、決済にも対応した新サービスの開始を検討中”としている。“希望する顧客の貯金額を上限に、ブロックチェーン活用のデジタル資産を発行”することで、数日かかる金融商品の決済手続きを迅速化し、決済手数料を安く抑えることにつながるとしている。将来的には国、自治体の給付金や補助金にも活用することを検討しているという。ゆうちょ銀行・七海英喜部長が「幅広くお客様にご利用いただけるような環境を整えていきたい」などと述べた。銀行預金を裏付けとしたデジタル資産を巡っては、国内ではGMOあおぞらネット銀行などがサービスを開始している。
アメリカのワンシントン・ポストは31日、トランプ政権内で“戦後ガザ地区を少なくとも10年間管理下に置き、リゾート地などとして開発を進める計画が検討されている”と伝えた。計画では、200万人以上の全住民を他国やガザ地区の特定地域に「自発的」に移住させることを想定している。“強制的な住民の移住は国際法違反”と国連などから批判の声が上がっていて、パレスチナ側やアラブ諸国からの反発が予想される。
プロ野球・ヤクルトは、チームを日本一1回、リーグ優勝2回に導いた高津臣吾監督を今シーズン限りで退任させる方向で調整していることが分かった。高津監督就任6年目となった今シーズン、村上宗隆選手など実績のある選手の離脱が相次いだ。4月下旬に最下位に沈むと、ここまで1回も抜け出せず8月31日の試合終了時点で今シーズンのリーグ優勝の可能性がなくなっていた。
気象庁によると、北海道函館市戸井泊で1時間に102ミリの雨を観測した。
埼玉県春日部市から気象情報を伝えた。
気象情報を伝えた。
ドジャース・大谷翔平選手と山本由伸投手が共にダイヤモンドバックス戦に先発し、チームの勝利に貢献した。大谷選手は2試合ぶりのヒット。さらにメッツ、フリーマンがつながり、ドジャースが先制。山本由伸投手は今シーズン最多に並ぶ10個の三振を奪い勝ち投手の権利を持ってマウンドを下りるが、持ち越しとなった。チームは連敗を2で止めた。ドジャース5-4ダイヤモンドバックス。ロバーツ監督は山本投手について「ほとんど打ち取るための意志のあるボール。すばらしかった」などと述べた。岸正浩が「次に繋がりそう」などと述べた。
カブス・鈴木誠也選手がロッキーズ戦に先発し、持ち味の勝負強さを見せた。ロッキーズ6-5カブス。
マーケティングリサーチ会社が今年行ったアンケート「自然災害への備えはできている?」に対し、「どちらかといえばできていない」「全くできていない」を合わせると7割を超えた。
鳥取県米子市で、体感型防災アトラクションが開催された。事前予約した約150人が参加。制限時間25分で会場に隠されたヒントを見つけ、5つのミッションをクリアする。ミッション「避難時、避難所生活で備えておくと便利なアイテムは?」。正解は「バッテリー」。共助を遊びながら学ぶ。ミッション「避難所での運動不足から命を守れ」。エコノミー症候群を防ぐ運動をチームで考える。ミッション「災害用伝言ダイヤルで宝箱を開けよ」」「新聞紙でスリッパを作成せよ」。イベントの最後には座学の時間が設けられていた。
鳥取県米子市で開催された体感型防災アトラクションについてスタジオトーク。岸正浩が「経験をすることでいざというときに記憶が残っていることが大事」などと述べた。イベントを企画した松田哲さんは「この企画は、阪神・淡路大震災での被災経験や避難所生活がもとになっている」と述べた。10年で34都道府県、のべ9万人がこのアトラクションに参加した。高齢者の防災意識を変える取り組み。カギを握るのが手紙のやり取り。
93歳のミユキさん。夫が亡くなってから18年、一人で暮らしている。ミユキさんが住む香川県高松市は南海トラフ巨大地震で2m以上の津波が想定されている。そのため、5年前に災害の備えを行った。しかし、準備したきりで賞味期限などを確認することはなかったという。ミユキさんの止まっていた時間を動かしたのが、香川大学の学生との手紙。日常の出来事や近況を送り合っている。3年間で20通のやり取りを続けた。ミユキさんと手紙をやり取りしている勝浦弓葵さんは、香川大学防災士クラブの一員。防災士の資格を持った学生が啓発活動を行っている。「絵手紙プロジェクト」もその一つ。年に数回、最新の防災情報を共有する対面交流会も行われている。勝浦弓葵さんは「一番相手に意識してほしいのは防災のこと」、香川大学危機管理先端研究センター・高橋真理さんは「学生が日常会話の中のひとつとして防災のエッセンスを織り込む。防災啓発活動につながっていけば」などと述べた。