- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 瀬戸光 黒田菜月 田中美都
オープニングの挨拶。
電動アシスト自転車のバッテリーやビデオカメラ用バッテリーの充電中などから発火する事故が相次いでいる。先月はJR山手線の社内でスマートフォンを充電していたモバイルバッテリーから発火し、5人がやけどをするなどした。今日も上越新幹線の車内で乗客のスーツケース内のモバイルバッテリーから煙が出て手にケガをした。東京消防庁によると、リチウムイオン電池を使用した製品から出火した火災は東京都内で今年6月までの半年間に143件発生。過去最多だった去年を上回るペースで増加している。厳しい暑さが続くこの時期は注意が必要で、バッテリー火災は例年6月~9月で約4割を占めている。バッテリーに使われるリチウムイオン電池には可燃性の電解液が含まれており、高温下に放置したり強い衝撃を与えると発火するなどして火災につながるおそれがある。東京消防庁は特に充電中の発火に注意するよう呼びかけている。
モバイルバッテリーを使う時の注意点として、就寝・外出中の充電は注意、強い衝撃はNG、高温に注意、定期的に買い替えをなどが紹介された。捨てる方法については、自治体によって処分方法が異なっている。自治体のホームページで確認する必要があるが、ほとんどの自治体では不燃ごみと混ぜて捨てないように呼びかけている。リサイクル団体JBRCの回収ボックスが家電量販店などに設置されている。回収していないメーカーの電池などもJBRCのホームページで確認する必要がある。国も動き出しており、モバイルバッテリー、スマートフォンなどの携帯電話、加熱式たばこの3品目については、製造や輸入販売を行う業者に回収とリサイクルを義務付ける方針で、来年4月の法改正に合わせて運用開始の見通し。
アメリカの関税措置をめぐって、今日からワシントンを訪問する予定だったが急遽訪米を取りやめた。赤澤経済再生相は米政権の閣僚と会談し、自動車関税を引き下げるための大統領令の速やかな発出などを強く求めるとともに、日本からの投資に関する合意文書の扱いについてに意見交換する予定だった。しかし出発する直前に訪問を取りやめになり、理由について林官房長官は、米側と事務的に議論すべき点があることが判明したためと語った。政府としては引き続き軽自動車税を引き下げるための大統領令の速やかな出発などを強く求める考え。日本の基幹産業である自動車への関税は27.5%から15%に引き下げることで合意しているが、時期ははっきりしていない。赤沢大臣の今回の訪米の大きな狙いのひとつが自動車関税を引き下げるための大統領令の速やかな発出。三菱自動車は今年度の業績見通しについて、最終的な利益をこれまでの400億円から約100億円に引き下げた。関税措置の影響額が膨らむと見込まれることや各国での競争激化などが要因。自動車メーカー各社の今年度の業績見通しは、日米交渉で合意した15%の自動車関税を前提としても巨額の負担になるとの予想が相次いでいる。
赤澤経済再生相の突然の訪米取りやめについて与党幹部は、アメリカ側との認識に齟齬がありもう一度事務レベルでやり直すことになったためとしている。また外務省幹部は、決定的に決裂したわけではないと話している。今回の訪米の目的は、日本からアメリカへの投資に関する内容を文書にすることと同時に、自動車の関税を引き下げるための大統領令を出すことを確認するためだった。アメリカ側からすると、約80兆円に上る日本からの投資の内容を文書の形にすることで交渉の成果をアピールしたい狙いがある。一方日本側は、現在27.5%になっている自動車関税がいつ15%になるのか一刻も早くトランプ大統領に署名してもらいたい。
今日から東京・江東区の東京ビッグサイトで東京おもちゃショーが始まった。生成AIを活用した会話ができるロボットは、人間との会話の内容や見た景色などを記憶しコミュニケーションをスムーズに取れるのが特徴。大手おもちゃメーカーはロングセラーの着せ替え人形が住むおもちゃの家の最新商品を展示。宅配ボックスを備え付けるなど世相を反映しているほか、視覚障害のある子どもも遊びやすいように玄関の扉を開けしめすると音が鳴る。日本玩具協会によると、最近はキダルトという子供心を持ち続ける大人がおもちゃ市場を牽引しているという。昨年度の国内の市場規模は1兆992億円で前年度比7.9%上回り、2001年以降過去最高となっている。
TICADに合わせてJICAは国内の4自治体をアフリカの国のホームタウンに認定し交流事業を進めるとしているが、SNSで移民を定住させる制度だなど誤解に基づいた情報が広がった。これについて松本外務政務官は、事実に基づかない多くの誤った情報が発信され拡散されているという事態を強く懸念している、「ホームタウン」の意図が十分に伝わっていなかった可能性があると話した。そして結果的に政府の対応が遅くなってしまったことは否めない、私自身も今月24日に状況確認していたがしっかりと外務省内で共有できず反省と述べ、日本政府やJICAが発信する正しい情報を入手してほしいと呼びかけた。
大手損害保険会社3社は、来年1月から自動車保険の保険料を値上げする。損害保険ジャパンは平均約7.5%、三井住友海上火災保険は平均約7%、あいおいニッセイ同和損害保険は平均約6%の引き上げになる見通し。各社は、部品価格や人件費の上昇で車の修理費用が膨らんでいることなどが理由だとしている。
日銀の金融政策の決定に関わる中川順子審議委員は公演で、アメリカの関税政策をめぐる不確実性の高い状況が続いているとして、10月に公表される次の短観(企業短期経済観測調査)など、今後明らかになるデータや情報を丁寧に確認し金融政策を判断する考えを示した。日銀は9月18日、19日に金融政策決定会合を開く予定だが、日銀が次の利上げに踏み切る場合の時期をめぐって金融市場の関心が高まっている。
レッズ戦に先発登板したドジャース大谷翔平。2回には最速161.4キロのストレート。ホームランで1点を失ったものの、4回までに8奪三振。そのウラ4回には自らのバットで反撃の機会を作るとキケ・ヘルナンデスがヒット、一挙4点を奪い逆転した。5回には大谷翔平は復帰後初となる9奪三振を記録、5回を投げきり749日ぶりの勝ち投手となった。大谷翔平はこの試合でカーブとスプリットを多めに投げると決めていたという。
パドレスのダルビッシュ有はマリナーズ戦に先発。2回には1点を先制され、4回には3ランホームランを打たれてリードを広げられた。ダルビッシュ有は4回4失点とふるわず今シーズン4敗目。
三重県伊勢市の伊勢シーパラダイスは、ゴマフアザラシやセイウチと触れ合うことができる”ゼロ距離”水族館がコンセプト。水槽の生き物にも触れられ、トビハゼはタツノオトシゴなどを触ることができる。お客さんへのサービスだけを重視しているわけではなく、飼育の現場では動物をまず大切に考えている。ゼロ距離展示には動物たちを柵の外に出してより自由に行動する機会を与えるという面もある。
伊勢シーパラダイスで行われているゼロ距離展示は、もともとセイウチなどの運動不足解消のために外に出してそこにお客さんがくるという動物中心のスタイル。触れ合う時間も動物のストレスにならないよう決められている。またトラブルにならないように人と触れ合うトレーニングをした動物だけが触れ合うことが出来る。
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愛知県蒲郡市にある竹島水族館が去年のリニューアルで新たに設けたのが深海生物だけを集めた水槽。この水族館で展示している深海生物は140種類以上で日本一。水族館の近くに底引き網漁が盛んな2つの漁港があり、市場に出せない深海生物を格安で譲ってもらうことで深海生物を集めている。入場者数が急増するきっかけになったのが2010年にできた深海生物に触れるプール。またスタッフが手書きで作る解説もお客さんを楽しませている。10年前約24万人だった年間来場者数は、およそ2倍の約48万人に増えた。
徳橋達也は、竹島水族館に家族で行ったことがあり、規模はそんなに大きくないがスタッフの皆さんの生き物愛が溢れていて温かみがある水族館だと話した。何かに特化した水族館は他にもあり、クラゲに特化した加茂水族館、甲殻類に特化したエビとカニの水族館、ペンギンに特化した長崎ペンギン水族館などがある。
山形県鶴岡市の加茂水族館から中継。本日のミッションは「泳ぐ目玉焼きを探せ!」。目的としていた目玉焼きのように見えるコティロリーザツベルクラータを見つけた。
今日のおまかせ中継で、お題となっていたコティロリーザツベルクラータというクラゲを、瀬戸光アナウンサーがたまたま中継へのフリで紹介したとの話で盛り上がった。また加茂水族館の思い出について視聴者からの投稿を紹介した。
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