- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 瀬戸光 斎藤希実子 田中美都
オープニング映像。
ウィークリーキャスターは岸正浩さん。きょうも東日本と西日本を中心に高気圧に覆われ、各地で午前中から上がった。午後2時半までの最高気温は、名古屋市では38.2℃と18日連続の猛暑日となった。北日本では前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいて、北海道と東北では土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒が必要。
今日のラインナップを紹介した。「株高と”猛暑インフレ”の夏」など。
今日の募集テーマは「やっててよかった私の防災」。岸さんは「枕元にLEDのライトを置いている」、伊藤アナは「趣味のキャンプのグッズがそのまま防災に使える」などとそれぞれ話した。
国はマイナ保険証の利用を進めているが、7月現在の利用率は約3割にとどまっている。東京都では7月で期限を迎えた西東京市と三宅村を除いた全自治体が今月末で有効期限を迎える。八王子市ではマイナ保険証に登録していない人などに従来の保険証に代わる「資格確認書」を今月中旬に発送するとしている。後期高齢者医療制度の保険証は7月末に期限を迎えた。国民健康保険証の有効期限は住んでいる自治体で期限は異なるが、既に全体の7割が期限を迎えている。会社員等が入る保険は12月が期限となっている。
この夏全体で見ると株高になっている。株高の背景には、アメリカの利下げ観測とAI特需への期待があり、パウエル議長は先月22日に利下げの可能性を示唆している。利下げをすれば関税で多少インフレになっても企業の設備投資や消費が活発になりアメリカ経済が良くなる。結果的に自動車など輸出する日本経済も良くなる。エヌビディアの5月~7月まで3か月間の決算は過去最高を記録。今月中旬、アメリカで行われる会合で本当に利下げに踏み切るのかがポイントになる。また野菜の価格は暑さで生育に悪影響が出ているため上昇傾向。東京23区の消費者物価指数は減少してきているが、岸さんによるとからくりで「電気・ガス料金の政府補助の影響で低下している」ということ。米類・チョコレートなど食品の値上げも続いている。
ことし7~8月の家計消費支出額は月3512円増(東京都世帯当たり)。菓子類・冷房器具などで支出が増加。岸さんによると「衣類の支出は外出しなくなったため減少傾向にある」ということ。実質賃金指数はマイナスで、物価上昇に賃金が追いついていない状況。今月の値上げ品目数は1422品目と9か月連続で増加(前年比)。岸さんは「最近聞くのは人手不足による影響。物流費・賃金を上げざるを得ないことで物価が上昇しがち」などと話した。(帝国データバンク調べ)
「明日をまもるナビ」から、内水氾濫について紹介。内水氾濫の主な原因のひとつが、中小河川や用水路の機能不全。2022年8月、線状降水帯が発生し記録的な大雨となった青森県。鰺ヶ沢駅前では、道路が冠水。24時間雨量は200mmを超えた。鰺ヶ沢町を流れる中村川の水位は上昇。町のラーメン店では、目の前の用水路が溢れそうになり、店の両脇の道路が冠水。このとき、中村川の水位が上がったため、用水路の流れが悪くなっていた。この機能不全で、内水氾濫が起きたとみられている。鰺ヶ沢町では、約445棟が浸水し、県内最大の被害となった。内水氾濫のもう一つの主な原因が低地での排水ポンプの機能不全。2020年7月、福岡県大牟田市で内水氾濫が発生。氾濫が発生した地域は、川の水面より住宅の地盤高のほうが低く、住宅の内側に降った雨を川にはき出すためのポンプ場が設置されていた。しかし、ポンプ場が浸水し、ポンプが停止。排水ができなくなったことで、被害が拡大したという。雨水の排水が追いつかなくなれば、大都市だけでなく、どこでも内水氾濫が起こり得る。次回の「明日をまもるナビ」は、9月7日に放送予定。
東京・銀座で100年以上店を構えるパン屋について。一番人気の「あんぱん」には酒種が使用され、ほんのり甘い生地が特徴だという。元武士の初代・木村安兵衛が西洋から伝わってきたパン作りに出会い、新しい商売なら既存の商人と戦えると店をオープンしたことが始まり。イーストが手に入らなかったことから酒種を使用する発想に至り、その生地にあんこを包んであんぱんが誕生した。あんぱんは明治天皇に献上されたことから「文明開化の味」として広まっていった。レシピは誕生から150年経った今でも変わっていない。
太平洋戦争の影響で小麦や小豆が入手困難になり、戦争期間中は軍用の物資などを作って職人と看板を守ったという。戦後は米軍向けのパンを作ることになり、この時期にはあんぱんを作れなかったという。GHQによる統制が解除されると、5代目の木村栄一はあんぱん作りの再開を決意。ただ酒種のレシピが空襲によって焼失していたため、酒種の専門部署を作り試行錯誤の末に戦前と同じ酒種を作ることに成功した。それから半世紀にわたって愛されており、7代目の木村光伯さんは「あんぱんが思い出のカギになるような食べ物になってもらいたい」などと話した。また創業100年の老舗に注目した「日本100年遺産」が明日放送される。
東京消防庁 消防学校から中継。ここでは既に採用された皆さんが各消防署に配属される前に研修や訓練を受けている。消火訓練の様子を見せてもらった。この訓練では災害出場に向けて速く出場するために各消防士が個人装備を速く着るための訓練をしている。目標は1分以内。身につけている防火着は8.2kg。現場で自分が何をしているのか周りに知らせるため、士気を高めるために声を出している。続いて消火活動と救出活動の訓練を行う。実際に炎が出ている。外の温度計は床部分の温度が下の表示、天井部分の温度が上の表示となっている。まずは中の火を抑えて自分たちが安全に進入できるようになってから内部で活動する。続いて初期消火を教わる。まず火事であることを周りに知らせる。視界が暗くなるので自分の逃げ道を確認しておく。煙を吸わないように姿勢を低くする。消火器のピンを抜き、ノズルを火元に向け、最後にレバーを握る。離れた場所からスタートし徐々に近づく。危険だなと思ったら消火器は使わず避難を。
募集テーマ:やっててよかった私の防災。「キャンプ道具には車が買えるくらいお金をかけている夫。常日頃はそんなものばかり買って!とイライラしていたが、いざ震災があった時キャンプ道具があって良かった」等と視聴者から寄せられた。
10月から始まるNHKのインターネットサービス「NHK ONE」のお知らせが流れた。
「クローズアップ現代」の番組宣伝。
「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ Season 3」の番組宣伝。
「激突メシあがれ〜自作グルメ頂上決戦〜」の番組宣伝。
「歴史探偵」の番組宣伝。