このゴールデンウィーク、神奈川・箱根の高級旅館を取材すると、例年とは違った現象が起きていた。高価格帯の部屋が順番に埋まっていく状況が今年は見られるという。中でもGW中ずっと満室だったという部屋は、メインの部屋だけで約60畳という、開放的かつ洗練された部屋に、緑を望む絶景の露天風呂。1泊2名2食付きで値段は約30万円。実は今年、GWにかける平均予算は下がった一方、宿泊を伴う国内旅行客の予算は増加。節約派と贅沢派の2極化が起きていた。今回、奮発したという宿泊客に理由を聞くと「グアムに行った時は食事が高くて、海外は今もう行けない」「為替(円安)の影響もあるし、(国内旅行でGWを)有意義に過ごしたい」などと話していた。原油高もあり海外には手が届かない。その分、折角の大型連休は使えるお金を国内旅行に注ぎ込んで、充実させたい思いがあったという。思えばかつてバブル時代のGWといえば、海外旅行が定番だった。競うようにブランド品を買い漁っていたが、今や海外より国内旅行、それどころかあえて出かけないという人たちまでいる。GW中、賑わいを見せていたのは、ブランド品や日用雑貨を扱う買い取り専門店。わざわざ混み合うGWにお金をかけての旅行は避け、家の掃除で出た不要品を売り、逆にお金を得ようという。ある夫婦は家を片付けたところ、様々な不要品が出た。だが、実は持ち込んだ中にお宝が眠っていた。予想を大きく上回る27万円超。それを叶えたお宝がフクロウのブローチで、18金が使われていることが判明し、査定額は約21万円。一方、GWに悩みを募らせる人たちもいる。弁護士事務所に依頼が殺到していたのは、退職代行サービス。聞けば1年で利用者が最も増えるのがGW中で、今年も約180件の依頼ががあった。変わりゆく日本のGW。過ごし方はそれぞれの価値観をうつすものとなり、一様に語れなくなっているよう。
住所: 神奈川県大和市つきみ野5-18-1
URL: https://www.eco-ring.com/shop/kanagawa/yamato/tsukimino
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