ドジャース・大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告の事件について、事件を担当した捜査官は大谷選手は要請した情報をすべて開示し、自ら情報を提供したと語った。アメリカ司法省が司法取引の合意書をきのう公開し、水原被告が独身と偽って税金の控除を受けていたことなどの新たな手口が明らかになった。銀行詐欺罪は禁錮最長30年、納税詐欺罪は禁錮最長3年。司法取引によって量刑は大幅に軽くなり、言い渡されるであろう量刑は4年9か月から5年11か月の範囲になるだろうといわれている。今回の司法取引の合意は異例の早さで、量刑の言い渡しも数ヶ月以内になると思われる。水原被告が強制送還される可能性についてこのあと吉田弁護士が解説する。水原被告の違法賭博スキャンダルをアメリカの大手制作会社がテレビドラマ化することを発表した。手掛けるのは2017年アカデミー賞受賞の映画「ラ・ラ・ランド」を制作した「ライオンズゲート」。制作陣にはトニー賞受賞経験のあるスコット・デルマン氏の名前があがっている。作品のテーマは「富と名声に潜む信頼と裏切り、罠の物語」。