アメリカとロシアの間で行われた停戦に向けての高官協議。トランプ政権は(ブルームバーグ紙の報道)停戦を4月20日の復活祭までに実現したい考えだと伝えられている。ウクライナの首都・キーウの独立者広場には戦没者追悼する多くの旗が風に揺れていた。アメリカとロシアの交渉に締め出された形となっているヨーロッパ諸国では、フランス・マクロン大統領の呼びかけで欧州緊急首脳会議が開かれた。しかしウクライナに戦闘終結後、自国の軍隊を駐留させるかについては足並みが乱れている。イギリスやスウェーデンが軍の派遣の可能性を示す一方で、デンマークやドイツは「議論は時期尚早」として明言を避けた。アメリカは先週、ヨーロッパ各国に文書を送っており、ウクライナに軍を派遣する意思があるか、必要なアメリカの支援はあるかを質問していたという。