岸田総理大臣は若手投資家と総理官邸で車座対話を行い、日本の投資拡大に改めて意欲を示した。ただ、今日の株式市場ではほぼ全面安の展開に。連日の株安の背景にあるのが、中東イランとイスラエルをめぐる情勢。イランは13日から14日にかけ、在シリア大使館への空爆の報復だとしてイスラエルを大規模に攻撃。これを受けてイスラエルのハレビ参謀総長は15日、相応の措置をとると示唆し、引き続き、緊張が高まっている。日本や米国で株安を招いた一方、買われているのが有事の安全資産とも呼ばれる金。きょう金の販売価格は1グラムあたり13000円を超え、過去最高となった。