持ち主が亡くなったらスマートフォンはどうなるのか。故人のスマホのパスワードが分からずトラブルに見舞われるケースが増えているという。国民生活センターには「サブスク契約を解約するためにはIDとパスワードが必要だと言われた」などの相談が寄せられた。ネット銀行、ネット証券、電子マネー、サブスクなど見えないデジタル遺品が増加している。契約先やパスワードの把握が困難で相続の手続きに膨大な時間と手間がかかるケースがある。サブスクは解約しなければ請求が続く。「ログイン情報をノートなどに残していますか?」(一般社団法人終活協議会/想いコーポレーショングループ)で残していると答えた人は31%にとどまる。日本デジタル終活協会代表理事・伊勢田弁護士は「ログインパスワードを残されたご家族に共有できる仕組みをつくりましょう。これが『デジタル終活』の一丁目一番地」などと指摘した。パスワード共有方法はエンディングノートへの記入、そしてスマホのスペアキーを作ることも効果的。
