新たなかたちの終活が注目されている。新終活の最前線を紹介する。東京ビッグサイトに展示されている古墳のミニチュア。前方後円墳・竹田恒泰代表取締役が「大きな区画にまとめてご遺骨を入れる。何千人もの方が入ることができる」と語った。手入れが少ない点などから今、こうした新しいお墓の形が増えている。葬儀や相続などいわゆる終活に関するサービスを集めた国内最大級の展示会「エンディング産業展」。厚生労働省が4月に発表した推計によると、2050年には全世帯のおよそ44%が1人暮らしとなり、そのうち65歳以上は半数近くを占める。そんな中、注目されている考え方が、供養の方法を見直し墓石を撤去する墓じまい。その件数は2022年度全国でおよそ15万件に上り過去最多に。