ドジャース・大谷翔平が試合前に向かった先はブルペン。ストレートや変化球を混じえ26球を投げるなど二刀流復活に向け着々と歩んでいる。きのう開幕から連勝が8で止まり再び勢いに乗りたいドジャースはフィリーズ戦。先頭の大谷は落差の大きいナックルカーブを空振り三振。その裏、ドジャースの先発は佐々木朗希。3回目の登板で初勝利を目指す。立ち上がり、先頭バッターにヒットを許すとフィリーズ打線に捕まり連打を浴びていきなりノーアウト3・1塁の大ピンチ。しかも続く打席にはMVPを2回受賞しているブライス・ハーパー。ここをフォークボールで三振に抑える。次の打者のセカンドゴロの間に1点を奪わるも、最少失点で終える。援護したい打線は2回、チャンスでキケ・ヘルナンデスが第3号逆転2ランホームランを放つ。ホームへ走る間、キケ・ヘルナンデスが見せたポーズは大谷が出演するCMでのポーズだった。第2打席に立った大谷は強烈なあたりも惜しくもファウル。その後フォアボールを選んで開幕からの出塁を10に伸ばす。援護をもらった佐々木は持ち直すも、5回にピンチを広げ降板。初勝利まであと一歩だった。