オープニング映像。

ワールドシリーズで連覇を果たし、笑顔を見せる大谷翔平、山本由伸投手。パレードが行われた本拠地ロサンゼルスの沿道には約25万人のファンが集まった。日本人選手3人の活躍もあって、次は3連覇だと街は大きな興奮に包まれた。

5万人の歓声を一身に、先頭を切って現れたのは山本由伸投手。続く大谷翔平。第一声はスペイン語でこんにちは。住民の半分がヒスパニック系のロサンゼルス市。ファンも盛り上がる。月曜日の午前中に行われた凱旋パレード。およそ25万人が集まった。バスには家族も同乗。大谷は妻、真美子さんと共に。大きな声が苦手なデコピンは今回お休みとの事。山本投手も先発陣のバスに乗り込む。佐々木朗希投手は中継ぎ陣の仲間に呼ばれ違うバスへ。MBAの伝説的人物で共同オーナーでもあるマジック・ジョンソンさんが1台目を率いる。ドジャース一筋18年、今季で引退するレジェンド、カーショー投手。仲間を信頼したビッグプレーで勝利を引き寄せたキケ。山本は「頑張って良かったなと心から思いました」とコメント。ワールドシリーズ3度登板という前代未聞の偉業を成し遂げた山本脳では疲労がピークだった。敵地出迎えた連覇の瞬間は、ほとんどのファンがロサンゼルスで声援を行っていた。本拠地で初めて共に祝う。3日が誕生日の佐々木朗希を登場曲でお祝い。背番号11を譲ったロハスが勧め、優勝したら踊らせるよと約束していた。5月に離脱し登板機会が少なかった。初登板では日本時代と同じ曲を使っていた。リリーフで戻ってきた時、この曲でファンが温かく迎えた。山本由伸から飛び出した言葉は「Losing isn’t an option(負けるという選択肢はない）」。球団が作成した動画で、誇張した翻訳がされてしまい。アメリカのファンの心をつかみ、由伸が言ったと一人歩き。山本は言葉以上の結果を残してしまう。きょう本人の言葉になった。大谷は「来年もチャンピオンリングを狙っていきます」とコメント。

投手の最高の栄誉であるサイ・ヤング賞、シーズンMVPが来週13日と14日に発表される。ポストシーズンは反映されない。ナ・リーグのファイナリストには山本由伸投手と大谷翔平が残っている。日本人初の快挙となるか。サンチェス、スキーンズが強敵。MVPは大谷のライバルとなるのがシュワバーとソト。

スーパープレーを紹介。アスレチックのセンター、クラーク選手が2.5mのフェンスをよじ登ってホームランキャッチ。身長193cmのクラークが自分の胸元くらいに飛び乗る。助走していない。母は七種競技でオリンピックに出場。ナショナルズのセンター、ヤング選手が落ちそうになったボールを足でキックしてキャッチ。少年時代にはサッカーを習っていた。

今シーズン最も速い球を投げたパドレスの中継ぎミラー投手。9球全てスライダーで三者連続3球三振。現地では死神の異名がついている。

ボールを受けるのはアスレチックスのジェイコブ・ウィルソン。マウンドには父ジャック・ウィルソン。父も元メジャーリーガーでパイレーツなどで活躍したショートの名手。約20年前、息子のジェイコブが4歳の時にも始球式を行っていた。今は父と同じショート。今シーズン、バッティングでは打率リーグ3位をマーク。オールスターに初選出。ジェイコブは「父との練習のおかげで今の自分がある」とコメント。ジェイコブ・ウィルソンはア・リーグ新人王最終候補の3人1人に選出されている。発表は来週11日の火曜日。

事故は交通量の多い夕暮れ時に起きた。特に白い車は前方部分が原形をとどめないほどに破損。消防に通報があったのは午後4時32分、車両の自動通報システムから。兵庫県加古川市の稲屋交差点近くで車14台が絡む多重事故が発生。車内に閉じ込められた70代の男性1人が救出されたが、その場で死亡が確認された。他にも18人が死亡し、12人を搬送。その内4人は2歳から6歳の子ども。現場は加古川駅から西に約2キロ。道沿いには飲食店や電気店など商業施設が並ぶ場所。事故後警察に入った通報ではトラックと車の事故との情報があるが、詳しい原因についてはわかっておらず警察は調べを続けている。

就任後、初めて国会で答弁に立った高市総理。今日から代表質問が始まり、物価高対策や国会議員の定数削減、外交、安全保障など幅広いテーマについて論戦が交わされた。議員定数の削減を巡っては幅広い賛同を得ることが重要だと述べるなど、野党に配慮する姿勢も目立った。立憲民主党の野田代表は日米会談の成果を問うた。総理がトランプ大統領にノーベル平和賞への推薦の意思を伝えた事は双方の政府関係者が明らかにしている。トランプ氏は日本を去った翌日、国防総省に核兵器の実験を始めるよう指示を出した。高市総理は「お尋ねに答えることは差し控えます」と述べた。総理はトランプ氏の前で防衛力の強化も伝えた。所信表明演説ではGDP比2％への増額を今年度中に達成する方針を示している。補正予算には1兆円余りの積み増しをする事になる。追求は政治とカネの分野でも。規制強化に慎重な姿勢を示した高市氏。今国会からの連立のパートナー、日本維新の会は共同代表が質問に立った。藤田氏は連立の絶対条件の1つとした今国会での衆議院の定数1割削減について。代表質問に先立ち、国会の外でも動きがあった。高市政権肝いりの2つの会議の初会合。1つは日本成長戦略会議。重点分野を17に分け、それぞれ担当大臣を指名。来年の夏に新たな成長戦略をまとめる。もう1つは外国人政策関係閣僚会議。不法滞在者へのルールの厳格化や外国人による土地の取得の規制など制度見直しへ着手。政府は来年1月までに対応策を取りまとめる方針。

日本維新の会の藤田共同代表は2017年6月から去年11月、自身の公設秘書が代表を務める会社にビラの印刷を発注。2100万円ほどを支出し、そのうち94パーセントが旧文通費などの公金だった。藤田は、疑惑を招くという指摘は真摯に受け止めたいと述べ、今後は取りやめる考えを示した。疑念をもたれることになったきっかけは、しんぶん赤旗日曜版の報道。きょうの会見で藤田は、発注は法的に適正との認識を示した。藤田を厳しく批判してきた日本維新の会創始者の橋下徹は、公設秘書の会社で利益を上げていたなら維新政治家としてアウトなどと投稿。維新が公開している旧文通費の使途報告書によると藤田側から2024年10月に315万円を支出。公設秘書の会社は別の業者に印刷を発注。金額の詳細は明らかにされていない。藤田も会見で具体的な金額は明かさなかった。維新は秘書が代表を務める会社などへの公金の支出を禁じる方針で、吉村洋文代表も内規を変更するなどと述べた。

26年前に起きた名古屋市の主婦殺害事件で逮捕された容疑者が大学時代に被害者の夫が通っていた大学を一方的に訪ね、夫が対応していた。容疑者は殺人の疑いで愛知西署に逮捕。被害者の夫と高校で同級生だったのは50年以上前。被害者の27回忌の法要で、被害者の夫は妹から、喫茶店で泣きつかれ迷惑して帰ってきた、あのときの女でしょうと言われ思い出したという。毎日練習しているコートに容疑者が立っていて、ある日練習終わりに話しかけてきた。喫茶店に場所を移し「ここまでついて来るのは困る」と告げたところ、泣き出した。

26年前に起きた名古屋市の主婦殺害事件で逮捕された容疑者は、高校から大学時代にわたり被害者の夫に一方的な好意を寄せ続けていたとみられる。被害者と結婚した夫と容疑者が再会したのは高校の部活のOB会で、お互い40歳を超えてから。容疑者は仕事しながら家事もやっているとアピール。被害者の夫は、アピールする子じゃなかったから明るくなって良かったという印象などと話した。その5カ月後、容疑者は刃物を持ち込み被害者を襲ったとみられることが新たにわかった。計画的な犯行だった可能性がある。容疑者の自宅の捜索で凶器とみられる刃物は見つかっていない。

投開票日を迎えたNY市長選でトップを走っている民主党のゾーランマムダニ候補、富裕層への増税と、それを財源にした家賃上昇の凍結、市バスや幼児教育の無償化、公営スーパーの設置などの社会主義的政策を掲げる。来年の中間選挙を前に、その旋風はトランプ大統領の目にも止まっている。共産主義者が統治すれば、この街が復活する可能性はゼロだなどとSNSに投稿し、NYへの連邦資金を制限するとした。マムダニ候補はニューヨーク州議会議員の34歳。当選すればインド系としてもイスラム教徒としても初めての市長で、NYは売り物ではないなどと主張。急進左派の重鎮であるサンダース上院議員などの応援を受け、前NY州知事のクオモとは世論調査で10ポイント以上の差がついている。背景には労働者層にたまりつづけた不満がある。

社会主義的な政策に賛否のある一方、中間層の不満がマムダニ旋風の原動の一つとなっていることは確か。コロンビアから移住して22年のシングルマザーであるサイーダバーカーは、NY市長選でマムダニ候補に投票。インフレと物価高が悩みのタネ。3人の子ども住む家の家賃と生活費は、公立学校の教師としての収入だけでは賄えず、離婚した元夫からの養育費などを足してやりくりしている。サイーダのような中間層はニューヨーク市の約半数。マムダニの支援者であるマグダレナモランダは戸別訪問で支持を訴えた。マムダニの躍進が全米にインパクトを与える未来を見据える。トランプが毛嫌いする社会主義者を選出できれば、より良い未来を模索できるなどと話した。NY市長選でマムダニが大差で勝利した場合、極端な社会主義的な政策が来年の中間選挙に向けて影響力を持ってくる可能性が指摘。日本時間の明日午後には大勢が判明。

あすから自衛隊が秋田県に派遣されクマ対応に乗り出す。小泉進次郎防衛大臣は、わなの運搬等に関する支援要請を受け、今回の事態の特異性も鑑み輸送の支援を行うと述べた。青森県西目屋村役場に現れたクマの映像を紹介。何度もドアに衝突し、職員が覗くと逃げた。クマが出没した1階フロアに住民はいなかった。秋田市では午前3時半ごろ、新聞配達中の77歳の男性が体長約1mのクマに襲われた。右目の近くと右手にけが。

首都高速でトラックを乗用車に追突させ6人を死傷させた罪などに問われていた男に懲役7年6カ月の判決が言い渡された。裁判長は、無謀な運転行為を漫然と継続し過失の程度は極めて大きいと指摘。通り一遍の謝罪は誰の心にも響かなかったなどと述べた。

六本木ヒルズけやき坂の中継映像を背景に全国の気象情報を伝えた。けやき坂イルミネーションがきょうから開始。12月25日まで。午後5時から午後11時。

バスケットボールNBA、トレイルブレイザーズ115－123レイカーズ。レイカーズはエースのレブロンジェームズ、スーパースターのルカドンチッチが欠場。2人の穴を埋めてきたオースティンリーブスも欠場。チームで唯一開幕から全試合スタメンの八村塁は立ち上がりからダンク。さらに味方のボールカットからダンク。第2クオーターには3ポイントで得点を重ねた。衝立役となるスクリーンでコースを作り味方のシュートをお膳立てする献身性も見せた。試合終盤には左手でディフェンスの圧力を抑え、シュート。得点スキルを見せつけた。背番号と同じ今シーズン最多の28得点をあげ、チームを4連勝に導いた。

第50回社会人野球日本選手権、JR西日本0－1Honda鈴鹿。井村勇介が大会史上2人目となる完全試合を達成。Honda鈴鹿の先発で、28歳。愛知の高蔵寺高校から至学館大学を経て入社。右腕の動きに特徴があるチームのエース。外角への高い制球力と多彩な変化球で6回までランナーを1人も許さず、7回、右中間への大きな当たりも味方がとっていた。

AFCチャンピオンズリーグエリート第4節、サンフレッチェ広島1－0江原FC。ホームの広島は後半、相手のバックパスを奪うと、そのまま持ち込みシュート。最終的に加藤陸次樹がゴール。今大会2勝目。