国際親善のため、国賓として英国を公式訪問されている天皇皇后両陛下の歓迎行事。関東学院大学・君塚直隆教授がまず注目したのが、チャールズ国王が日本語で「英国にお帰りなさい」と話したこと。かつてオックスフォード大学で学ばれた両陛下。君塚さんは、昭和天皇や上皇ご夫妻の訪問のときよりもよりアットホームな歓迎だったと話す。上皇ご夫妻が英国を訪問されたときは、旧日本軍の捕虜になった元軍人などから反発する声も上がった。宮内庁によると、両陛下はパレードなどは本当にすばらしく、関係者の皆様に感謝したい。沿道で大勢の皆さんに温かく迎えられたことを大変うれしく、ありがたく思った」と話されていたという。天皇陛下は64歳、チャールズ国王は75歳。いずれも戦後生まれ。君塚さんは天皇陛下が先の大戦に触れ、過去を踏まえて、未来について話されたことを重要視する。両陛下の英国滞在は28日までの予定。
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