水の生き物の愛好家が自分の飼育経験をもとに、社会に役立つアイデアをプレゼンするイベント。イノカ・高倉葉太代表が愛してやまないのがサンゴ。水質、水温、光や波、それらをAIで調整し、沖縄の海を再現している。困難とされているサンゴの人工産卵にも成功。本物の海に行かなくても、海に関する実験ができる注目の技術。高倉さんがイベントを開催する目的は、自分と同じようなマニアならではのこだわりと技術を発掘すること。ウミウシについてプレゼンした女性は再生能力を解き明かすことができれば、人の再生医療にも応用させることができるのではないかと考えている。ウミウシの能力は今、大学でも研究が進められている。奈良女子大学・生態学分野・遊佐陽一教授のコメント。