去年のWBCで世界一を奪還した侍ジャパンが、今年11月に開催されるプレミア12での二冠達成のために行われた欧州代表との強化試合。1回に1アウト1塁で3番近藤が2ベースを放つ。続くチャンスに4番村上がタイムリーヒットを放ち日本が先制。一方ピッチャーでは宮城大弥が2番手として登場。緩急をつけたピッチングで2回無失点に抑える。6回からは山下舜平大が登板。初球から158キロをマークし、その後も最速159キロのストレートで欧州代表打線を圧倒。無失点で侍ジャパンデビューを飾った。さらに6回裏には大抜擢された青山学院大学の西川史礁が、侍初打席で初球を狙い撃ちしタイムリー2ベース。新たな侍とも見事に融合し、5－0と快勝。翌日行われた欧州代表との第2戦。先発マウンドを託されたのは、この秋ドラフトの目玉とされる関西大学の金丸夢斗。連続三振で1回を無失点に抑える。2回に日本が先制すると、わずか7球で2人のバッターを抑えると圧巻の3球三振で抑え、2回を無安打無失点4奪三振をマーク。続いて、愛知工業大学の中村優斗が自己最速タイの157キロのストレートなどで3回1イニングをパーフェクト。その後続くピッチャーも継投で6回までパーフェクトリレー。7回に西川史礁がパーフェクトリレーを守る超ファインプレーをみせ、6投手による史上初の9回パーフェクトリレーを達成。