2年後にアメリカ・ロサンゼルスで開催されるオリンピックにロシア選手が出場できる可能性が出てきた。IOC(国際オリンピック委員会)はウクライナへの軍事侵攻を受け、ロシアオリンピック委員会に出していた資格停止処分を暫定的に解除した。ただ、オリンピックでロシアの国旗を使用することや国歌の演奏が認められるかはまだ決まっていない。IOC・コベントリー会長は「すべての選手がオリンピックに出場できるようにする。選手が政府の行動の責任を取らされる事態は望まない。ロシア選手が大会に参加できるようになるからといって世界の暴力や戦争を容認するということではない」と述べた。2014年、国家ぐるみのドーピング疑惑が発覚した後、IOCはロシアにペナルティを課したが、ロシアからのオリンピック選手としての参加を認めた。その後、ロシアがウクライナに軍事侵攻しIOCは2023年、ロシアとベラルーシの選手の出場停止を勧告し一部は中立な個人として参加した。今回のIOCの決定についてウクライナのスケルトンの選手は「裏切られた気持ちだ」と語った。今回の決定はロシアの選手のロサンゼルスオリンピック出場に道を開くものとなるが、国のトップによって利用されるとの懸念もある。
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