パリオリンピックとパラリンピックでは多くの日本人選手が活躍したが、近い将来子どもたちがこうした選手たちから学ぶ機会が増えるかもしれない。木村祥子解説委員が「普通免許状を持っていなくても優れた専門性を持つ人には特別免許状を授与する制度がある。国はオリンピックやパラリンピックなどへの必要経験があり教職に関心があるアスリートには特別免許状を授与して、小中高校や特別支援学校の教員として採用する新たな取り組みを始めることにした。学校は今、いじめや不登校といった様々な課題を抱えている。そうした困難を解決するには国は多様な人材が必要だと考えている。国はアスリート採用を一過性のブームとするのではなく、教員たちが長く活躍でき、子どもたちにとって良い効果が出るように研修体制の充実や資質向上を図る取り組みを継続して行っていく必要がある」とスタジオで述べた。