イチロー氏が日本人として初めてアメリカ野球殿堂入りを果たした話題についてのトーク。イチロー氏は2000年のオフにシアトルマリナーズに入団したが、日本人野手初のメジャーリーガーという事で、米国では実力に懐疑的な声もあった。イチロー氏は当時を振り返り「キャンプのスタート、スプリングトレーニングの試合が始まって『日本帰れ』って毎日言われましたよ」等と話している。しかし、懐疑的な声は実力で跳ね返した。2001年4月2日の開幕戦に1番ライトで出場し、4打席目にメジャー初安打のセンター前ヒットを放ち、5打数2安打でいきなり逆転勝ちに貢献した。肩が強いイチロー氏の代名詞と言えば「レーザービーム」。初年度のシーズン成績は打率3割5分、242安打、56盗塁、首位打者、最多安打、盗塁王などを獲得し「日本で200本打てる人間が200本打てないなんて事はあっちゃいけない。何とか1年目でクリア出来た事は大きかった」とイチロー氏は話す。AKI猪瀬は「自信があるのだと思う。」等とコメントした。2004年にはシーズン最多安打記録を262安打に更新した。この記録について「小さいことを重ねる事がとんでもないところに行くただ1つの道だと感じている」等と話している。
その後、2013年には日米通算4000本安打を達成した。会見で「4000本ヒットを打つには8000回以上悔しい思いをしている。それと常に向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないか」と話している。2019年には東京ドームでの開幕2連戦に出場し、試合中に「イチロー引退」の速報が入った。8回裏、大声援の中で交代した。大歓声の中、日米通算28年、この試合を最後に第一線から退くことになった。試合後、「イチローコール」が起こり、イチローが再びベンチから登場した。AKI猪瀬は「野球の伝道師としてのキャリアは続いていく。」等とコメントした。五十嵐亮太は「イチローさんは凄いと感じた。」等とコメントした。